道の駅かつらが隣の高台へ移転。那珂川大橋の架け替えと、ビュッフェのレストランができた理由

2026年9月16日公開 2026年10月3日更新

道の駅かつらは2026年9月15日、それまでの建物の隣にある高台へ移って新しく開業しました。 移ることになったきっかけは、すぐそばを通る国道123号の那珂川大橋の架け替えです。

移転先は旧施設の隣、那珂川沿いの高台

道の駅かつらの新しい建物は、城里町大字御前山50番地の10にあります。
9月15日の午前9時にグランドオープンし、その前の12日・13日には城里町民に限ったプレオープンが開かれました。

城里町の「移転基本計画」(2022年1月)では、敷地を浸水被害を受けない高さまで盛土する計画になっています。
防災備蓄倉庫や非常用の発電機を備え、災害時に地域の一時避難場所として使える施設にする計画です。

移転の理由は、那珂川大橋の架け替え

移転基本計画は、那珂川大橋の架け替え事業が動き出し、その新しいルートに道の駅かつらがかかることになったため、移転が必要になったと説明しています。
1992年に開業した建物は30年近くたって古くなっていて、建て替えの課題もありました。

城里町は2020年10月に検討委員会をつくり、2021年6月に移転基本構想をまとめました。
移転先は、委員会での話し合いを経て、それまでの道の駅の隣接地に決まりました。

ビュッフェのレストランは「そば・うどん以外」を出すためにつくられた

新しい建物で目立つのは、食事のできる店が増えたことです。
移転基本計画には「多様な食のニーズに対応するために蕎麦・うどん以外の料理を提供する場を整備します」と書かれていて、2階に食堂とテラス席を置く案が描かれています。
食堂を2階にするため、車いすの人や高齢の人が使えるエレベーターも計画に入りました。

開業した新しい建物には、手打ちそばの「そば処かつら」と、ピザとパスタのビュッフェを出す「リストランテしろさと」が入っています。
計画にあった「そば・うどん以外の料理」を担うのが、このビュッフェです。

行く日の営業時間は、道の駅かつらの公式サイトに月ごとに載ります。10月は8:30〜17:00です。
ビュッフェの料金や提供時間は、公式サイトでは確認できませんでした。お昼に合わせて行くなら、公式のInstagramやXの案内を見てからにすると確実です。

ほかに、農産物直売所、焼きたてパンの店、アユの塩焼きやアイスクリームを扱う水産加工室、手作りの饅頭や大福を売る和菓子加工室が入っています。
キッチンカーでは、城里町特産の古内茶を使ったラテや特製モンブランを出しています。
駐車場は135台分です。

1993年に全国で最初に登録された103駅のひとつ

道の駅かつらは1992年4月に「特産品直売センターかつら」として営業を始めました。
翌1993年4月22日、国土交通省は全国で最初の道の駅として103駅をまとめて登録しています。
道の駅かつらはその1駅で、茨城県内では第1号の道の駅です。

制度ができたときからある道の駅が、30年あまりたって初めて建物を移し、食事を目当てに寄れる道の駅になりました。

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