道の駅おおたにスバルのスクーター「ラビット」S-1。三鷹工場製は「ポニー」になるはずでした

2026年10月12日公開

「ラビット」という名前は、もともと太田工場で作るスクーターのために用意されたものでした。

道の駅おおたの観光交流コーナーに、ラビットS-1が期間限定で並んでいます

道の駅おおたの観光交流コーナーで、SUBARUの車両3台が展示されています。

公式サイトに並んでいるのは、スバル360、RS-3、そして期間限定のRABBIT S1です。展示の終了日は書かれていません。

ラビットS-1は、富士産業(現在のSUBARU)が1946年に発売したスクーター「ラビット」の、最初の市販モデルです。

上毛新聞の記事では、展示されているS-1は1947年製で、太田市内の個人が貸し出したものと記載されています。

太田工場製は「ラビット」、三鷹工場製は「ポニー」の予定でした

ラビットには、幻の兄弟車がありました。

当初の計画では、太田工場で作るスクーターを「ラビット」、三鷹工場で作るスクーターを「ポニー」として発表するつもりでした。宣伝用のポスターも、2つの名前で用意されていました。

ところが「ポニー」は登録商標の関係で使えませんでした。そのため、どちらの工場のスクーターも「ラビット」として売り出されています(SUBARUトリビア Vol.133)。

ラビットは爆発的にヒットし、スクーターの代名詞になりました。

最後の1台も、太田の工場から出ています

SUBARUの沿革には、1946年6月に「ラビットスクーター1号車誕生」とあります。

生産が終わったのは1968年6月29日です。最後の1台は、太田市の太田北工場でラインオフしました。

太田北工場は、中島飛行機の時代から使われてきた工場です。ラビットのテストコースがあった場所はいまは駐車場になっていますが、周りにはバンクの面影が残っています(SUBARUトリビア Vol.127)。

まとめ

道の駅おおたに期間限定で展示されているラビットS-1。その「ラビット」という名前は、本来は太田工場製のスクーターだけに付くはずのものでした。

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