美術館なのに美術館!?アートに触れて草木湖を見ながら水出しコーヒーを飲む

2026年9月22日に訪問

みどり市の道の駅富弘美術館に入りました。 美術館ですがれっきとした道の駅。 詩画で心が洗われたあと、湖の見えるカフェで休みました。

国道122号を使い赤城山を登ります

富弘美術館は赤城山を登った先の草木ダムのほとりに位置します。
みどり市の市街を抜けて山に入っていきます。
ここは国道122号。南は西巣鴨から続いている国道です。

わたらせ渓谷鐵道と並走するかたちでぐんぐん上がっていくと、途中道の駅くろほね・やまびこが左手に見えます。
こちらはまた後ほど。

もう少し走らせると、メロディーラインの看板が出てきます。
ここは法定速度で走ると溝とタイヤの摩擦で綺麗な音楽が奏でられるようです。

始めてのことで戸惑いながら運転すると、鈍い音が聞こえてきました。
かろうじて分かるメロディは「うさぎとかめ」。
リベンジのために帰り道にリトライしようと思いましたがそれは叶いません。

メロディラインは片側のみなのです。

ちゃんとメロディになるんだねと妻と話していると富弘美術館が見えてきました。

「あなたより字が上手い」と妻に言われた詩画

富弘美術館の入館料は大人600円です。
スタンプは入館しなくても押せるようでしたが、ここまで来て寄らない手はありません。

入口脇の壁に、花の詩画パネルが並びます。

展示室には、きれいな絵と詩が並んでいました。
どれも、口に筆をくわえて描かれたものだそうです。
妻には「あなたより字が上手いんじゃない」と揶揄われました。

星野富弘さんは1946年、みどり市東町の生まれです。
中学校の教諭になった1970年、クラブ活動の指導中に頸髄を損傷し、手足の自由を失いました。
入院は9年に及びます。
その間の1972年に、口に筆をくわえて文や絵を書き始めました。
野の花の絵に短い詩を添える「詩画」は、そこから広がります。
1991年に故郷の東村で美術館が開館し、星野さんは2024年4月に亡くなりました。

心に残ったのは、桜の詩です。
車椅子を押してもらって桜の木の下へ行くと、友人が枝を曲げてくれて、満開の花に埋もれてしまう。
あふれる感動をおさえきれず、口のまわりに咲いた花を「むしゃむしゃと」食べてしまった、という内容でした。
知らなかった人でしたが、手足が不自由になっても強かに生きていける。
そんな力強さを受け取りました。

壁三面を見回す、10分のイマーシブ映像

展示室のひとつでは、壁一面に映像が流れていました。
「イマーシブミュージアム」という、リニューアルで加わった展示です。
映像は左、前、右の三面に映るので、首を回しながら見ます。
春夏秋冬が順に流れ、季節ごとの花と詩が現れて、10分で一周します。

映像は絶えず流れていて入退場は自由です。
気づいたら、立ち見で20人くらいが見ていました。

公開は11月29日までの期間限定です。

館内のカフェの水出しコーヒーでひと休み

展示を見終えたあとは、館内のカフェへ。
こちらのカフェは入館券がなくても使えます。
座席は20席で、湖に面した席には先客がいて座れませんでした。
残念!

頼んだのは、自家製シフォンケーキ(プレーン)と水出しコーヒーのセット、750円です。

水出しコーヒーとプレーンのシフォンケーキ。

シフォンケーキ単体の甘みは控えめです。
添えられたクリームをのせると、ちょうどいい甘さになりました。
水出しコーヒーは酸味が少ないタイプで、ケーキの甘みとぶつかりません。
水がきれいな土地だからか、おいしく感じました。

食べ終えてから、裏口を出て湖を見に行きました。

裏口を出て見た草木湖。

午前中の湖はとても澄んでいてきれいでした。
心が洗われます。

次はまた紅葉の時期に

ひと休みしたら山を下ります。 
道の駅商業ゾーンとして草木ドライブインも寄りました。
こちらは美術館とは違った雰囲気。
ヨモギまんじゅうがお土産におすすめのようです。

今日はシフォンケーキを食べてしまったのでスルーします。

長い山道でしたがとても良い体験でした。
湖は四季に合わせて様子が変わるようなので、次は紅葉の時期に来たいと思います。

この記事の公開日:2026年10月1日

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