甘楽の道の駅で出会った、つぶつぶした轟みそピザ

2026年8月30日に訪問

群馬県甘楽町、織田家の城下町・小幡の入口に建つ道の駅甘楽。 山をひとつ越えてたどり着き、初めて味噌のピザを食べました。

1車線の山道を越えて

この日は車で群馬県内の道の駅を5駅回る日程で、甘楽は4駅目です。
みょうぎ、しもにた、オアシスなんもくと山のほうへ入っていき、ここから先は平野へ戻る行程でした。
3駅目の道の駅オアシスなんもくは南牧川沿いの山あいにあって、そこから甘楽へは下仁田小幡線という県道で山を越えました。
これが本格的な山道で、道幅が1車線になる区間もありました。
対向車と鉢合わせたのが2回ほど。そのたびに車内に緊張が走りました。

山を越えきったあたりで、カーラジオにNACK5が入ってきました。
埼玉のFM局で、普段から聞き馴染みのある放送です。
山の中から生活圏に戻ってきたような感じ。少しほっとしました。
途中で群馬サファリパークも見えて、今度行こうと思いながら通り過ぎました。

駐車場の擁壁に大きく描かれた、甘楽町のマスコット「かんらちゃん」です。

注文して30分、石窯で焼くピザ

着いてみると店内は混んでいました。
ピザのフードコートにも、食堂「せせらぎ亭」にも人が集まっていました。
入口のパネルには、姉妹都市であるイタリア・チェルタルド市の地図が大きく掲げられています。

入口の案内です。窓の中にはチェルタルドの街並みの写真も並んでいました。

頼んだのは、椎茸ののったきのこピザと、名物の轟みそピザの2枚。
注文を受けてから生地を伸ばして石窯で焼くので、出てくるまで30分ほどかかりました。

待っている間は、フードコートの天井を眺めて過ごしました。
太い梁が何本も組み合わさっていて、その下にワインの空き瓶を束ねた照明が吊るされています。
テラス席のほうには風鈴がいくつも下がっていました。

ワインの空き瓶をそのまま使った照明。ボトルの底から電球の光が透けています。

カウンター席から外を眺めながら焼き上がりを待ちました。

待っている間に、町の水を詰めた「かんらの天水」を買いました。
ラベルにも、駐車場の壁で見たかんらちゃんがいました。

15周年の案内には「彩る自然、繋ぐ未来。」とありました。奥はかき氷のメニューです。

30分待った甲斐はありました。
きのこピザは薄切りの椎茸がこれでもかと敷き詰められていました。
1駅目のみょうぎでは、名物のまいたけおにぎりが目当てでした。
ですが、傷みやすいので夏場は売っていないとスタッフの方に言われ、空振りに終わっています。
その分のきのこを、ここでまとめて取り返した気分です。

椎茸が全面にのったきのこピザ。耳の焼き色の付き方が石窯らしいです。

轟みそピザのほうは、味噌に麦の粒が残っていて、噛むとつぶつぶと弾けます。
味噌のピザ自体が初めてで、味よりも先にこの粒の食感に驚きました。
生地はどちらももちもちで、フードコートのメニューとは思えないクオリティです。

轟みそピザ。甘楽町の轟地区で天然醸造されている味噌を使っています。

ピザで腹が満たされてしまい、食堂の桃太郎ごはんは今回見送りました。
きじ肉ともちきびを使った弁当だそうで、次に来たときの宿題です。

ワインの売り場と、隣の草葺きの家

直売所のイタリアワインの売り場も覗きました。
姉妹都市から直輸入したもので、日本ではここでしか買えません。
この経緯は別の記事にまとめてあります。

駐車場の脇には、草葺き屋根の古い日本家屋が建っています。
甘楽町の案内によると、江戸時代に名主を務めた松井家の住宅を移築復元したものです。
建築年代は18世紀から19世紀初頭と推定されていて、この地方の農家造りの古い手法を残しているそうです。
無料で見学でき、休憩所としても使えます。
今回は外から眺めただけで、中には入りませんでした。

説明看板。脇には古い荷車の車輪が立てかけられていました。

次は群馬サファリパークと一緒に

道中で見かけた群馬サファリパークと合わせて、もう一度来たい道の駅です。
今回は車で来ましたが、上信電鉄の上州福島駅から歩いて36分ほどの場所にあります。
あの山道を越えてきたあとだと、ずいぶん行きやすい立地に思えました。

この記事の公開日:2026年9月22日

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